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元旦のお客さま

ディスプレーを少しだけお正月の雰囲気にして、大晦日、お正月とギャラリーを開けてみました。

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みなさん、お仕事がお休みなので、町を歩く人が多いかなと思って開けたのですが、日本最大のイベントであるお正月を迎える準備で、ゆっくりお店やギャラリーを覗いていく人は少なく、思いの外のんびりとした雰囲気でした。

そんな中でも、ピンポイントでこの作家さんのこれ、とお買い上げいただく方や、「昨日買ったスプーンの、使い勝手がいいので買い足したい」とお電話をいただき、買いに来られたお客さまなど、いろいろうれしいこともありました。

お正月の日、一番にギャラリーに来られたのはイタリア人の2人組に日本人ガイドさんのついたグループ。道の反対側から渡ってこられて、引き戸を全開にして「きれいなお店だから写真を撮らせて欲しい」とのこと。

もちろん「どうぞ」というと、順番にモデルになり、木の幹に手をかけたり寄りかかったり、作家さんの作品も交えて、何枚も写真を撮られ、挙句には私も一緒に写真に写りたいとおっしゃって、一緒に写してもらったり。

鏡餅も、日本のお正月には欠かせないものだと話すと、盛んに写真を撮って興味深そうに眺めていらっしゃしました。この鏡餅は、前田充さんの一番ちいさな丸盆に飾らせていただきました。

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何も写真が好きなのは日本人ばかりじゃありません。こうして写されたそらにわの風景が、イタリアのミラノに持ち帰られ、旅の思い出として保管されるんだなと思うとちょっとうれしくなりました。

そのあと、展示作品を眺めながら「これは何だ」とか「何の木でできているの」とか、onagawa fishの募金の話までして(イタリア語は無理なので、何とか英語で・・・汗)、いくつかお買い上げいただきました。

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とにかく、賑やかで楽しくて、まるでギャラリーに20人ぐらいのお客さまがいっぺんにいらっしゃったような、そんな華やかさになりました。

これからも、こんな賑やかで明るい雰囲気で、ギャラリーをやっていけたらいいなと思いました。

日本人のお客様は、声ひとつ立てないように静かに作品を見て回られます。ちょっと美術館で絵画を鑑賞しているときのような、そんな静謐な雰囲気があります。

午後遅くにいらっしゃったご家族連れのお客さまは、小声でいろいろとカトラリーについて話をしながら、これというものを決められてご購入いただきました。

品物をお渡しするときに、「これから大切に使わせていただきます」とおっしゃって、ギャラリーを後にされました。こういう風におっしゃってお帰りになるお客さまが結構いらっしゃいます。

ほんとうは、その品物を作った作家さんに聞かせてあげたい言葉です。それを私が代わりに聞くわけですから、その分心を込めて包装し、お客さまの元にお嫁に出したいと思っています。

手作りの作品を扱っていて、それを大切にしますという言葉とともに持ち帰られるお客さまの姿に、しみじみとありがたいなという気持ちが湧いてきます。

こうして、誇りを持って品物を扱えるのはなんて幸せなことでしょう。

さて、今日はどんなお客さまがいらっしゃるでしょう。ギャラリーを開ける日は、それがとても楽しみになってきました。

by mikanhouse | 2012-01-02 08:58 | ギャラリー

 

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