松岡洋二さんのガラスの器
ガラスという素材に、まっすぐ向かい合って作品を作り続けている松岡さん。
昔、「ガラスってかわいそう」というフレーズを、ある詩集の中で見つけました。
ガラスは自分の色を持たず、全てを透かしてしまい、自分自身というものがない――というような内容でした。
でも、私はそれはまったく違うと思ったことを、松岡さんのガラス作品を見ながら思い出しました。
自分の中に、他のものを映し、様々な色に染まることのできる楽しさ、光を自分の中に取り込んで、まぶしい輝きに変えてしまう美しさ。
ガラスって、ほんとうにすごい。
松岡さんのガラスのいろいろは、そうした素材の魅力を存分に形の中に閉じ込めたものばかりです。
溶けたガラスの塊を吹き竿の先に巻き付け、息を吹き込んで成形される“宙吹き”という技法で作られる作品の表面には、まったく何の模様も線も入っていません。
そこには、ただガラスというものが、静かに存在しているだけなのです。
いろいろな形をしたガラスの器。
その純粋な素材感の持つ美しい輝きを、ぜひ、春の光の中に透かして見てください。
◆-------------------------------------------------------------◆
木金土日 11am~5:30pmオープン
■そらにわ
鎌倉市由比ガ浜2-5-16
tel:0467-25-3993
solaniwa(あ)mikan-house.com
(メールは(あ)をアットマークに変更してください)
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昔、「ガラスってかわいそう」というフレーズを、ある詩集の中で見つけました。
ガラスは自分の色を持たず、全てを透かしてしまい、自分自身というものがない――というような内容でした。
でも、私はそれはまったく違うと思ったことを、松岡さんのガラス作品を見ながら思い出しました。
自分の中に、他のものを映し、様々な色に染まることのできる楽しさ、光を自分の中に取り込んで、まぶしい輝きに変えてしまう美しさ。
ガラスって、ほんとうにすごい。
松岡さんのガラスのいろいろは、そうした素材の魅力を存分に形の中に閉じ込めたものばかりです。
溶けたガラスの塊を吹き竿の先に巻き付け、息を吹き込んで成形される“宙吹き”という技法で作られる作品の表面には、まったく何の模様も線も入っていません。
そこには、ただガラスというものが、静かに存在しているだけなのです。
いろいろな形をしたガラスの器。
その純粋な素材感の持つ美しい輝きを、ぜひ、春の光の中に透かして見てください。
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木金土日 11am~5:30pmオープン
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by mikanhouse | 2012-03-03 23:33 | ギャラリー