この垂撥(すいはつ)は、日本ならではの飾りの道具のひとつ。
古くからお茶室に掛け花入れを掛ける道具として使われてきたもので、今回、杉島さんはこの垂撥(すいはつ)にちょうど乗せることのできる小さな蜀台も合わせて送っていただきました。

みれば見るほど、美しいたたずまいで、こういう道具があるだけで、家の格が数段上がりそうな風格がただよっています。
残念なことに、我が家にはこういう美しい道具を掛けておける壁が見当たりません。
ぜひ、お茶室のあるお客さまか、こういうものを掛けるゆとりのある間取りのお客さまのお宅へお嫁に行ってほしいなと思いながら、ほれぼれとこの垂撥(すいはつ)を眺めています。
今回のヨルノトモシビというテーマに合わせてお送りいただいた鉄の蜀台も、なんとも和の香り高い作品です。

こういう蜀台には、和ろうそくがよく似合います。
どっしりとした安定感のある鉄の蜀台。
この蜀台で灯るあかりは、部屋をぼんやりと明るく照らして夏の宵をすてきに彩ってくれることでしょう。
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▲ by mikanhouse | 2012-06-30 00:33 | ギャラリー